花織aikaに『キーホルダー』という曲があります。
学校生活での淡い恋心を歌った切ないバラード。
前グループ時代から大切に歌い続けている曲で、あいなもっちーも「うたうー♪」と花アリのライブでもやった気がします。
キーを2度ほど下げましたが…。
さて、そんな『キーホルダー』ですが、歌詞にいまだに正解がみつからない不可解な部分があります。
ゴール追いかけてる
ボールを見つめてる
『キーホルダー』花織aika / 詞:浅井麻衣子
そう。
これが明治の文明開化より続いている「ボールゴール論争」デス。
エッ!?
とっくに知ってる?
そんなアナタはまちがいなくエスパーですネ?
戯言はさておき・・・
多くの方より「あそこの歌詞、逆じゃね!?」
とのお言葉をいただきます。
目的語に対する動詞の使い方が、どう考えてもテレコだというのです。
音源制作の行程において、リリース(流通)前の最終段階にマスタリングというものがあります。
アルバムなどテンポや曲調の異なる楽曲を続けて聴いたとき、不自然に感じないよう音圧を揃えることを指します。
たとえば
1曲目:ミクスチャーごりごりヘビーロック
2曲目:サイドチェインばっきばきトラップ
3曲目:アコギ弾き語り
4曲目:808全開ミニマルテクノ
5曲目:萌えボイス全開フューチャーベース
実際にこんな曲組みをするのは、まごうことなき天才か単なる変態かエイフェックス・ツインかスクエアプッシャーだと思いますが、よーするに曲ごとにボリュームの上げ下げをしなくてもいいよう編集するワケです。
で!!
ボクの仕事の中にはスタジオギビンの全作品の最終工程においてジャッジを下す、というのがあります。
なにも、ただ罵倒されながらゴハンを作ってるだけではないのデス。
ホントだからっ。
・・・・・・
・・・・・・
話しを戻すと、件の『キーホルダー』に関してもGOサインを出したのはボクなワケで、回答できるっしょ!!と普通はなりますよね?
結論からいいます!!
ズバリ
「ゴール追いかけてボール見つめてる」で正解なんじゃあ!!!
先日のライブでもスクリーンに歌詞を映す機会がありまして、映像データにテキストの流し込みをするタイミングで、やはりココが問題になりました。
本人も
といってますが、正しいのは上記の通り。
ナゼナラ・・・
それが完パケして製品になっているからー!!
そう、作品として世に出たものが正義なのでアリマス。
たとえそれが文法的に間違っていようが、歌うたびに迷ーーうと現場が混乱しようが、一度手を離れたものはひとり歩きするのデス。
スカイネットやレプリカントと一緒ですネ♪
みなさまもこれを教訓として取り返しがつかない状況になる前に、しっかり確認していただけたらと思います。
その行為こそが、私たちの身体を張った尊い犠牲がムダにならなかったコトの証査となりうるのですから。
It is no use crying over split milk.
(こぼした牛乳を嘆いてもしょうがない)
さすが英語圏の方はポジティブですね。
もーおわったし、なかったことにしよー♪
もしくは、さらにこぼして証拠を隠そう・・・
てカンジでしょうか。
はっ!?
つまり、あいなは英語のネイティブスピーカーなのかもしれません。
でなきゃ…(以下略)
そんな『キーホルダー』は花織aikaの1st.アルバム『はーと。』に収録されています。
ぜひ聴いてくださいネ♪
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