表題まんまなのデスが、いまや巷にあふれる音楽はジャンルを問わずSuper Saw(スーパーソウ)がよく使われるようになりました。
Super Sawとはシンセの基本波形であるSaw(ソウ=ノコギリ派)をいくつも重ねたブ厚い音色のコト。
こんなの↓↓
参考
Free Supersaw Loops Samples SoundsLOOPERMAN
ね!?
よく聴くデショ。
シンセサイザーとはその名の通り、音を合成(シンセサイズ)するモノですが、素材としていくつかの波形が用意されています。
前述のSaw(ノコギリ派)やパルス(矩形波)、ノイズなんかがそうですネ。
Super Sawはダンスフロアで使われ始めたのをきっかけにEDMなどで爆発的に拡がり、いまも盛り上がり続けているTrapなどベースミュージックやエレクトロハウス、バウンス系ではマストサウンドとなっています。
最近では派生ジャンルも増え、一聴しただけではなんだかよくワカンナイものまで出てきてますが、”低音を150Hz前後で分割した上側にリバーブかけて拡げる” などこれまでの音作りではおよそ想像できない処理がデフォルトだったりします。
生録派からは「気でもふれたかっ!?」と言われんばかりの所業ですが、太陽暦・洋装・肉食など明治時代になってもたらされたものがいつしか文化に馴染んだように、通例や慣例を覆すことによって文明は進歩していくのデスね。
同時にクリエイターにとって問題視されているのがソフトドリブンといわれる状況。
いわゆる「ソフトウェアはイメージを具現化するためのツールだったはずが、メーカーが想定した範囲内の創作表現にとどまり、むしろいかにソフトを上手く使いこなすかに主眼が置かれつつある」クリエイションの限界についてです。
YouTubeを検索しても「○○の使い方」「△△風サウンドの作り方」といったTips系動画が多数見受けられますが、これなどまさに上気の問題そのものズバリ。
EDMでは「Serum(セラム)」「Sylenth1(サイレンスワン)」といったソフトシンセが双璧ですが、使われる理由は
・高評価のレビューが多いから
・Marshmelloが使ってるから
・Deadmau5が使ってるから
・Porter Robinsonが使ってるから
・The Chainsmokersが使ってるから
・KSHMRが使ってるから
・解説動画がいっぱいあるから
など他人の評価軸がポイントになっていて、オリジナリティとは真逆の方向に向かっているように思えます。
その他大勢がすでにやっていることを果たしてクリエイションと呼べるのか…。
もちろんボクはどちらも使ってないしそもそも持ってないので、最近は「Omnisphere2」「Spire」「Vital」と声ネタを加工したもので制作しています。
ナゼかって!?
ZeddやDaft Punk、Steve Aokiが使ってるし、レビューがメチャメチャ評判良かったからに決まってるじゃないですかー。
最近は瀬戸弘司さんの動画を見て、Launch PadとNI MASCHINEのどちらを買おうか迷ってマス。
では、ごきげんよう。
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