それは私の理性を混乱させることはないが、鱗のように目に覆いかぶさるので、燭台の灯がもう消えているかどうかを確かめることはできない。だが、かような思い込みはしだいに意味不明なものに変わってゆく。あたかも輪廻転生を経たあとの前世の思考のように。
マルセル・プルースト『失われた時を求めて』
これまで何度も挑戦し続け、そして破れ続けてきました。
最後に挫けたのは・・・
そう
某著名シェフによる「究極のしっとりムネ肉」的な動画を閲覧し、一言一句違うことなく解説通りにやったのに、舌先に触れた鶏の感触がまごうことなくバッサバサだったとき。
ふいにアラル海や不惑を過ぎた乾燥肌のことが思い浮かび寂しくなったのと、やっぱりムネ肉はしっとりできないんだと心の奥でポキっと何かが折れた音が聴こえました…。
一流シェフとはウデが違うんだから当たり前だろーーっ!
というもっともなツッコミはさることながら、誰がやっても同じよーにならなきゃ簡単レシピとは言えないんじゃー!!「柔らかくするにはスキルが必要です」とか書けやーっ!!と理不尽に怒りつつ、言えないけど実は自分もそーなんデスというサイレントマジョリティに向けて涙をこらえて本稿を書きました。
安心してください。
この方法ならアライグマがやっても同じ結果になるハズです。
さっそくレシピをご紹介いたしましょう。
材料
※今回は鶏肉900gなので砂糖大さじ9。三温糖を使っていますが白砂糖やグラニュー糖でOKです
※鶏皮は塩を振ってカリッと焼けば美味しいおツマミに♪
イメージとしては、スーパーやコンビニで売ってるサラダチキンの上位互換といったところ。
かすかに塩味がついていますが、お好きなつけダレにくぐらせるとより美味しくいただけます。
オススメは
・マヨネーズ + 一味唐辛子
・醤油 + 酢 + ラー油(お好みで豆板醤も)
など。
はじめに砂糖につけて塩水で茹でるのは、燻製を作るときに使うソミュール液やピックル液、七面鳥の丸焼きなどに使われるブライン液と同じ考え方です。
コスパに優れまくった鶏ムネ肉にひと手間かけるだけで、しっとりジューシーな逸品に変わるので、ぜひお試しあれ!
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