「デトックスは幻想なのです」
イェール大学医学部の臨床神経科医スティーヴン・ノヴェラ氏の指摘です。
「人間の肝臓と腎臓は、健康であれば問題なく毒素を排出します。そのための臓器なのですから」
身体のメンテやデトックスにまったく興味はありませんが、エセ科学などオカルティックなものにはつい食指が伸びるお年頃♪
あっ、ずっとだ…。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
参考
「デトックス」は幻想だった? 5つの手法を“科学的”に分析した結果WIRED
かんたんまとめると以下のようになります。
▶ 断食
減量や血糖コントロールの改善にはメリットがあるものの、体からの排毒に役立つという科学的根拠はほとんどない。
『ドリームガールズ』の役づくりのため、ビヨンセが行なったマスタークレンズダイエット(※)は著しく健康に害を与える可能性があるとも。
「代謝を鈍らせるだけではなく、体重を落としにくくする作用さえあります。通常の食事に戻すと、たいていは体重が再び増加するでしょう」
管理栄養士:レイチェル・リンク
※10日間レモンジュースと水にカイエンペッパーとメープルシロップを加えた飲み物だけを採るダイエット
▶ ハーブ
ハーブといってもspiceやガンジャじゃありませんよ。
ここでいうのはデトックスでよく使われるオオアザミです。
出典:武田薬品工業株式会社
「人が口にするものは何でも危険性があります。特にこうした疑わしい製品をつくっている会社は、一般的にきちんと取り締まりされていません」
臨床神経科医スティーヴン・ノヴェラ
自生植物や天然由来成分と聞けば安心感があるように思いますが、それは心理的バイアスに引っ張られた妄想かつ幻想で、科学的な態度ではアリマセン。
なにもケミカルバンザイなのではなく、致死的性質を備えたモノは自然にたくさんあります。
トリカブトとかベニテングタケとかフグなんて、それぞれアコニチン / ビロトキシン / テトロドトキシンですよ!
デトックスに話しをもどすと、このほか
・イオンフットバス
・デトックスウォーター
・コーヒー浣腸
についても効果がないと論じており、グウィネス・パルトロウ(※セブンの殺され方は今観てもドキドキ)が自身のサイトで販売もしていたコーヒー浣腸にいたっては、肛門裂傷や細菌感染、まれにせん孔まで生じる危険があるとされます。
コレなにかに似ていると思ったら、「エコに絡めりゃみんなカネ出すデショ」ていうお得意の政策。
炭素税にレジ袋有料化、市町村指定ゴミ袋などなど・・・。
同じ文脈で「コレやりゃ健康になりますよー」商法デスよね。
今回ご紹介したWIREDのコラムでは、こう締めくくられています。
結論から言えば、いわゆるデトックスには手を出さないことだ。
体が健康であれば、毒素は自然に排出される。
「デトックスそのものが幻想なのです」
科学的に取り組む態度は否定しませんが、根拠のない幻想に則ったエセ科学はネタとして笑い飛ばすくらいがちょうどよいのかもしれません。
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